誰の記憶にも残らないような人が、
誰かの心を、そっと救っていた――。
これは、そんな男の少し不器用で、とてもやさしい話。
第1章:ダメ人間、登場
五月晴れの朝、ベッドから転がり落ちるようにして目を覚ました村井タケル(42歳)は、目覚まし時計を見て「うわー」と呟いた。バイト開始まであと23分。
髪はぼさぼさのまま、歯磨きは急いで済ませ、シャツの第一ボタンは間違った穴に通したまま。靴下は右足が黒、左足が紺色という取り合わせで、玄関から飛び出した。朝食を取る時間はない。
「まあいっか」
タケルはこの言葉をよく口にした。ほとんど口癖と言っていい。ゴミ出しを忘れても、電気料金の支払いが遅れても、バイト先でミスをしても、いつもこう言って自分を慰める。
五分遅刻でコンビニに到着したタケルは、店長に頭を下げながら笑顔を向けた。これが10回目の遅刻だ。
「村井さん、もう最後だからね。次やったら本当にクビだから」
何度も聞いたセリフだ。タケルは「はい、本当にすみません」と言いながら、エプロンを身につけた。実のところ、そのエプロンにはコーヒーのシミがついたままだった。
タケルが住むのは、駅から徒歩15分の古いアパート。部屋に入ると、洗濯物が椅子に山積みになり、テーブルの上にはカップラーメンの空容器が三つ。床には雑誌や漫画が散らばり、キッチンシンクには数日分の皿が積まれている。
ただし、不思議なことに悪臭はしない。窓は常に開けっ放しで、部屋は乾いた風が通り抜けている。ゴミ屋敷寸前ではあるが、そこに至らないギリギリのラインを保っていた。
テーブルの隅には、各種請求書の束がある。家賃は二ヶ月滞納中。携帯料金の督促状もある。タケルはそれらを見るたびに「今度の給料日に何とかしよう」と思いながら、結局そのままにしていた。
「まあいっか」
42年間の人生で、タケルが持続した「成功」と呼べるものはほとんどない。大学は中退。正社員になったこともあるが長続きせず。恋人もできたことはあるが、いつも「もっといい人がいるよ」と去っていった。
そんなタケルだが、不思議と憂鬱な表情をしていない。「明日はきっと何かいいことがある」と本気で信じているところがある。その根拠のない楽観主義だけが、彼の数少ない資産と言えるかもしれない。
第2章:落としたおにぎり(遠藤の救済)
バイトを終えたタケルは、コンビニに寄った。晩御飯用におにぎりと缶ビールを買う。財布を開くと、千円札が一枚と小銭が少々。給料日まであと3日。
「ツナマヨとシャケどっちがいいかな」
タケルは真剣に悩んだ末、両方買うことにした。レジを済ませ、ビニール袋を持って店を出る。そこで、ポケットに入れていた携帯が鳴った。
「もしもし?ああ、大家さん。あの、来週には必ず…」
電話に気を取られ、ビニール袋がくるりと回った。おにぎりが一つ、袋からこぼれ落ち、アスファルトに転がった。
「あ、おにぎり…」
タケルは電話を切り、落ちたおにぎりを拾い上げた。ツナマヨだ。包装は破れていないが、少し形が崩れている。
「まあいっか」
タケルは肩をすくめ、笑いながらおにぎりの泥を払った。そして何事もなかったかのように、袋に戻そうとした。
その姿を見ていた女性がいた。コンビニの入口で立ち止まっていた遠藤美和(28歳)である。
遠藤は今朝、「もう限界かもしれない」と思っていた。大手企業の総務部で働き始めて6年目。毎日終電近くまで残業し、休日出勤も当たり前。上司からの厳しい叱責。同僚との薄い関係。家に帰れば、誰もいない部屋。
今朝、駅のホームに立った時、ふと「このまま電車に飛び込んだら楽になるかな」という考えが脳裏をよぎった。そんな考えに自分でも怖くなり、なんとか会社に行き、一日を過ごした。でも、心は限界だった。
そんな遠藤の目に入ったのが、おにぎりを落として苦笑いするタケルの姿だった。
「なんだろう、あの人…」
汚れたおにぎりを「まあいっか」と笑って拭うタケルの姿に、遠藤は思わず小さな笑みを浮かべていた。
誰も見ていないと思っていたタケルだが、ふと気づくと女性が自分を見て微笑んでいる。
「あ、すみません。みっともないところを」
遠藤は慌てて視線をそらした。
「いえ…なんだか、ほっとしました」
タケルは首を傾げた。
「落としたおにぎりで、ほっとする?」
「いいえ…」遠藤は言葉に詰まる。「ただ、今日はとても辛い日で。でも、あなたを見て、なんだか『大丈夫かも』って思えました」
タケルは「そうですか?」と言いながら、ぼさぼさ頭をかいた。
「じゃあ、これあげます」と言って、もう一つのおにぎり(シャケ)を差し出した。
「え?いえ、そんな…」
「いいんですよ。僕、お腹そんなに空いてないし」
それは嘘だった。タケルはお腹が空いていた。でも、目の前の女性がなぜか疲れ切って見えたから、思わず差し出していた。
遠藤は断りきれず、おにぎりを受け取った。
「ありがとうございます…」
二人は簡単な挨拶を交わし、別々の道を歩き始めた。
その夜、遠藤は久しぶりに日記を書いた。
「今日、見知らぬ人からおにぎりをもらった。変な人だったけど、なぜか温かい気持ちになった。明日、もう少し頑張ってみようと思う」
第3章:自転車の空気入れ(佐伯の救済)
日曜日の午後、タケルは近所の公園でうとうとしていた。ベンチに座り、漫画雑誌を開いたまま居眠りをしている。五月の陽気が心地よく、風が頬を撫でる。
ハッと目を覚ました時、公園には誰もいなかった。漫画雑誌は膝から滑り落ち、地面に散らばっている。それを拾い集めながら、タケルはベンチの横に停めてある自転車に気づいた。
古い自転車で、前輪がしぼんでいる。
「あれ?俺の自転車だっけ?」
タケルは首を傾げた。実は彼も似たような青い自転車に乗っている。でも、よく見ると違う自転車だ。しかし、寝ぼけ眼のタケルはそれに気づかない。
「まあいっか、空気入れてあげよう」
公園の隅には自転車用の空気入れスタンドがあった。公共の施設として設置されているものだ。タケルはその自転車をスタンドまで押していき、空気入れのホースをタイヤのバルブに接続した。
「結構しぼんでるなぁ」
タケルは前輪に空気を入れ、指で押して硬さを確かめる。それから後輪にも同じように空気を入れた。単純な作業だが、意外と汗ばむ。タケルは額の汗を拭いながら、満足げに自転車を眺めていた。
作業に没頭していると、「あの、それ私の自転車なんですが…」と声がかかった。
振り返ると、50代くらいの男性が立っていた。佐伯正彦(54歳)である。
「え?あ、すみません!てっきり俺の自転車だと…」
タケルは慌てて立ち上がった。
「いえ…空気入れてくれてるんですか?」
佐伯の声には困惑と驚きが混じっていた。
「はい、しぼんでたんで。でも人の自転車勝手にいじってすみません」
タケルは頭を下げた。
佐伯は複雑な表情で自転車を見つめた。実は彼は建設会社に勤めていたが、会社の倒産で半年前に失業した。50代での再就職は難しく、貯金も底をつきかけている。今朝も面接に行ったが、不採用。その足で公園に来て、しばらく呆然としていたのだ。
「なぜ、見知らぬ人の自転車を?」
「いや、自分のだと思って…それに、空気入れるくらい簡単だし」
タケルはホースをバルブから外し、最後に指でタイヤの硬さを確かめた。
「もう大丈夫ですよ。しっかり空気が入りました」
佐伯は黙ってタイヤを押してみた。確かに固くなっている。
「あなた、自転車屋さんですか?」
「いえいえ、ただのコンビニバイトです」
タケルは照れくさそうに笑った。
「お礼をさせてください」
「いえ、人の物に勝手に手を出したんですから」
二人は少し話をした。天気のこと、自転車のこと。他愛もない会話だったが、佐伯は久しぶりに誰かと話している自分に気づいた。
別れ際、佐伯はふと言った。
「自転車、直してくれてありがとう」
「いえいえ、お役に立てて良かったです」
タケルはそう言って、漫画雑誌を脇に抱え、歩き出した。
佐伯は自転車に乗りながら考えていた。「知らない人が、見返りも求めず親切にしてくれた」。その単純な事実が、彼の心に小さな温かさを灯した。家に帰り、机の上の履歴書を見つめる。「明日、もう一度出してみよう」。そう思えた。
第4章:折り紙の鶴(リナの救済)
火曜日の夕方、タケルは小さな公園のベンチに座っていた。コンビニのバイトが終わり、家に帰る前にひと休みするのが習慣だった。
近くでは小学生たちが鬼ごっこをしている。タケルはぼんやりとその様子を眺めていた。
「おじさん、また折り紙やって!」
突然、8歳くらいの男の子が駆け寄ってきた。どうやら以前、タケルがこの公園で子どもたちに折り紙を教えたことがあるらしい。
「え?今日もやるの?」
「うん!この前の飛行機、すごく飛んだよ!」
男の子は期待に満ちた目でタケルを見上げていた。断るという選択肢は頭に浮かばなかった。
「しょうがないなあ」
タケルはポケットから折りたたんであったレシートとチラシを取り出した。コンビニでもらったものを捨てずに持っていたのだ。
「じゃあ、今日は鶴を折ってみようか」
子どもたちは「やったー!」と歓声を上げながら、タケルの周りに集まってきた。タケルは四角く切ったレシートを器用に折り始めた。決して上手ではないが、基本的な折り方は覚えていた。
「こうやって折って、こうやって開いて…」
その手つきは意外と繊細で、集中しているときのタケルの表情は普段の抜けた感じとは違っていた。子どもたちも真剣な表情で見入っている。
そんな光景を、少し離れた場所から見つめている少女がいた。中学生くらいの、おかっぱ頭の女の子。リナ(13歳)である。
リナは三ヶ月前から学校に行っていなかった。「クラスで浮いている」「友達がいない」というストレスから、徐々に登校できなくなったのだ。毎朝母親に「今日は行く」と約束しても、制服に着替えたところで動けなくなる。
外出もほとんどしなくなったが、今日は母親に頼まれて近所のコンビニへ買い物に来たのだ。帰り道、公園を通りかかったところだった。
タケルの折り紙が完成した。小さな白い鶴だ。
「わあ、すごい!」
子どもたちが歓声を上げる。タケルは少し照れて笑った。
「これ、誰にあげようかな」
タケルが周りを見回した時、少し離れて立っているリナに気づいた。
「あ、そこの女の子!」
リナは突然声をかけられて驚いた。逃げ出そうとしたが、タケルが明るく笑いながら近づいてきた。
「はい、プレゼント。完璧じゃないけど」
タケルは折り紙の鶴を差し出した。リナは戸惑いながらも、思わずそれを受け取った。
「…ありがとう」
小さな声だったが、タケルには聞こえた。
「子どもたちに折り方を教えてたんだけど、あなたも折ってみる?」
リナは迷ったが、タケルの気さくな様子に少し安心したのか、小さく頷いた。
公園のベンチに座り、タケルはリナと子どもたちに折り紙の折り方を教え始めた。リナの手つきは器用で、すぐにコツをつかんだ。
「すごいね、上手だね!」
タケルが感心すると、リナは照れたように俯いたが、小さく微笑んでいるのが見えた。
しばらくして、子どもたちは「もう帰らなきゃ」と言って走り去った。リナも立ち上がる。
「私も…帰ります」
「うん、また公園で会ったら折り紙しようね」
タケルの言葉に、リナは特に返事はせず、小さく頷いただけだった。けれど、その日の夜、彼女は久しぶりに明日の制服を畳んでおいた。自分の手で折った小さな鶴を机に置きながら、つぶやいた。
「明日、学校…行ってみようかな」
それは三ヶ月ぶりの決断だった。
第5章:拾われたレシート(ショウの救済)
水曜の夜、タケルはコンビニのレジに立っていた。いつもより客足が多く、慌ただしい。
「お会計578円です」
レジを打ちながら、タケルは今日の出来事を思い出していた。朝、家賃の督促状が来ていたこと。電話料金も滞納気味なこと。そして給料日まであと一日ということ。
「あと少し頑張ろう」
タケルはレシートを印刷しながら、無意識にペンを取り、その裏にこう書いていた。
「がんばれ自分」
自分を励ますための習慣だったが、疲れていたせいで、その落書きをしたレシートを客に渡してしまった。
「あ…」
気づいた時には遅かった。そのレシートは、大学生らしき若い男性の手に渡ってしまっていた。
「すみません、レシート間違えました!」
タケルが声をかけようとした時、次の客が来てしまい、若者はすでに店を出ていた。
その若者はショウ(19歳・大学1年生)だった。実家を出て一人暮らしを始めたばかりだが、親との関係は最悪だった。「大学なんか行くな、すぐ就職しろ」という父親と大喧嘩し、家を飛び出してきたのだ。
バイト先のファミレスでも、今日はミスばかりして店長に怒られた。「こんなことじゃクビになるぞ」と言われ、落ち込んだまま帰る途中だった。
アパートに戻り、買ってきたカップ麺を食べながら、ショウはふとレシートを見た。そして、裏面の文字に気づいた。
「がんばれ自分」
「何これ…」
ショウは驚いた。コンビニの店員が、自分に向けて書いたのだろうか?まさか。でも、妙に心に響く。誰かが自分を応援してくれている——たとえそれが勘違いでも、その気持ちが暖かかった。
翌朝、ショウはいつもより早く起き、大学に向かった。講義にもちゃんと出席した。そして夕方、バイト先に向かう前に、昨日のコンビニに寄った。
レジに立っていたのは、髪がぼさぼさの中年男性。タケルだ。
「いらっしゃいませ」
タケルは笑顔で言った。ショウは缶コーヒーをレジに置き、少し緊張しながら言った。
「あの、昨日はありがとうございました」
「え?」
タケルは首を傾げた。ショウは財布からレシートを取り出し、裏を見せた。
「これ…励みになりました」
タケルは一瞬考え込み、そして思い出した。「あ、これ僕が書いたやつだ!でも、これは…」と説明しようとした。
しかし、ショウの真剣な表情を見て、タケルは言葉を飲み込んだ。
「いえ…お役に立てて良かったです」
そう言って微笑んだ。
ショウは会釈して店を出た。その背中は、昨日よりも少し真っ直ぐに見えた。
第6章:新聞紙のブーケ(伊藤の救済)
金曜日の夜、タケルはようやく給料を手にして、近所の居酒屋で一人飲んでいた。
「よく頑張った、俺」
ビールをグビリと飲み干す。三杯目だった。タケルはお酒に強くなく、すでに頬が赤くなっている。でも、一週間の疲れを癒すにはちょうど良かった。
店を出たのは午後10時頃。少し千鳥足で歩きながら、タケルは大きく伸びをした。「ああ、生きてるなあ」
帰り道、ゴミ集積所の横を通りかかると、新聞紙の束が目に入った。明日はゴミの日ではないので、誰かが間違えて出したのだろう。
「もったいないなあ」
酔った勢いで、タケルはその新聞紙を手に取った。そして、突然思いついたように、新聞紙をクシャクシャと丸め始めた。子どもの頃に習った折り紙の技術で、新聞紙を花の形に変えていく。
「よーし、ブーケの完成!」
数分後、タケルの手の中には新聞紙で作った「花束」があった。決して上手ではないが、花のような形にはなっていた。
その時、近くのアパートから老婦人が出てきた。伊藤サチ子(76歳)である。ゴミを捨てに来たようだった。
「あ、おばあちゃん!これあげる!」
酔ったタケルは、勢いで新聞紙の花束を伊藤に差し出した。
伊藤は驚いた表情で立ち止まった。夫を亡くして5年、ほとんど外出もせずに過ごしてきた。近所付き合いもなく、子どもたちも遠方に住んでいる。誰かに何かをもらうのは、本当に久しぶりだった。
「これ、花束ね。きれいでしょう?」
タケルは少し照れくさそうに言った。
伊藤は黙って花束を受け取った。その手は少し震えていた。
「…ありがとう」
小さな声でそう言って、伊藤は足早にアパートに戻っていった。
タケルは首を傾げたが、「まあいっか」と呟いて自分のアパートへと向かった。
一方、伊藤は部屋に戻ると、新聞紙の花束を仏壇の前に置いた。
「見て、勝。お花をもらったよ」
誰もいない部屋で、伊藤は亡き夫に語りかけた。20年以上、誰からも花をもらったことはなかった。それが今、新聞紙で作られたものであっても、その気持ちは温かかった。
翌朝、伊藤は久しぶりに朝食を作った。そして、近所のスーパーに買い物に出かけた。「たまには外の空気も悪くないな」と思いながら。
第7章:ダメなままで、ありがとう
それから一ヶ月が経った。
タケルの生活は何も変わらなかった。ボサボサ頭、遅刻常習犯、部屋は散らかったまま。請求書の束も相変わらずだ。
コンビニのバイトは、なんとか続けている。「次やったら本当にクビ」という店長の言葉も、すでに15回目くらいだ。
一方で、タケルが知らないところで、少しずつ変化は起きていた。
遠藤は、勇気を出して転職活動を始めた。佐伯は、小さな建設会社に再就職が決まった。リナは、週に3日だけだが、学校に通い始めた。ショウは大学の授業に真面目に出席するようになり、サークルにも入った。伊藤は週に一度、近所のお茶会に参加するようになった。
もちろん、タケルはそれらの変化を知らない。ただ、今日も「まあいっか」と言いながら生きている。
土曜日の朝、タケルは珍しく早起きをした。冷蔵庫を開けると、牛乳はあるがパンがない。
「仕方ない、コンビニ行くか」
髪も整えず、部屋着のままコンビニへ向かう。缶コーヒーとサンドイッチを買い、レジを済ませた。
店を出るなり、缶コーヒーが手から滑り落ちた。プシュッという音とともに、コーヒーが地面に広がる。
「うわー、最悪」
タケルは苦笑いしながら、濡れた缶を拾い上げた。「まあいっか」と呟き、笑顔になる。
その姿を、通りすがりの中年男性が見ていた。疲れた表情をしたサラリーマンだ。男性はタケルの姿に、ふと足を止めた。そして、小さく微笑んだ。
男性が立ち去った後も、タケルは気づかない。自分がまた誰かの心に、小さな光を落としたことに。
彼はただ、いつものように「まあいっか」と言いながら歩き出した。
とてつもなくダメな人。でも、だからこそ救われる誰かがいる。
それが、村井タケルという男の生き方だった。
おわり
終わりに最後まで読んで頂いて有難うございました。
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