時は止まったように見えても、人の心は静かに流れ続ける。
六十年余りを共に歩んできた夫婦が、高速道路の渋滞の中で見つけたものとは——。
動かない車列の向こうに、ようやく見えてきた新しい道筋。
第1章:沈黙(しじま)
エアコンの小さな駆動音だけが、車内の静寂を支配していた。
田島誠の手は、ハンドルの上で微動だにしない。アクセルもブレーキも踏む必要のない状況が、もう三十分以上続いている。窓の外には、同じように止まったままの車列が果てしなく続いていた。
助手席の田島由紀は、足元のバッグを膝の上に置いたまま、ぼんやりと前方を見つめている。スマホの通知音が時折響くが、手に取ろうとする気配はない。
二人が乗る白いプリウスの車内には、梅雨の晴れ間特有の蒸し暑さがこもっていた。雨上がりの空には、まだ厚い雲が垂れ込めていて、太陽は時おり顔をのぞかせる程度だった。
東名高速道路の情報板が目に入る。「事故渋滞20km」の文字が、容赦なく現実を突きつけていた。
「すごい渋滞ね」
由紀が呟くように口にした言葉が、沈黙の膜を破った。
誠は軽く頷いたが、それ以上の言葉は続かない。
二人は一時間前まで、次男の裕太の家にいた。生後一週間の孫の顔を見に行っていたのだ。小さな命が由紀の腕の中で安らかに眠る姿を、誠は少し離れたところから眺めていた。
あの温かな空気と、今この車内を満たす静寂とのあまりの違いに、誠は軽いめまいを覚えた。
六十二年の人生で、誠は多くの時間を車の運転席で過ごしてきた。建設現場への移動、家族を乗せての買い物、子供たちの送り迎え。運転は彼の役割であり、責任だった。
しかし今日のこの運転は、どこか違っていた。目的地に向かうための移動というより、時間そのものが停止してしまったような感覚に支配されている。
由紀のバッグの中で、またスマホが震えた。おそらく長男の嫁からの連絡だろう。上の子の世話で忙しい中、次男の家まで手伝いに来てくれた由紀への感謝の言葉かもしれない。
だが由紀は相変わらず、バッグに手を伸ばそうとしない。
「疲れたでしょう」
誠が言った。由紀は小さく振り返る。
「そうね。でも、いい疲れよ」
「そうか」
会話はそこで途切れた。
誠は前方の車のナンバープレートを見つめた。品川ナンバーの黒いミニバンには、後部座席に子供たちのシルエットが見える。きっと家族でどこかへ出かけた帰りなのだろう。
自分たちも昔は、あんなふうに子供たちを後ろに乗せて、あちこちへ出かけたものだった。海へ、山へ、遊園地へ。由紀が弁当を作り、誠が運転して。
あの頃の自分たちは、もっと言葉を交わしていたような気がする。
いや、本当にそうだっただろうか。
誠は記憶を手繰り寄せようとしたが、意外なほど曖昧で、確信を持てずにいた。
第2章:すれ違い
「お義母さんに似てたね、あの子」
由紀が思い出したように呟いた。
「そうか?」
誠の反応は素っ気ない。実際のところ、生まれたばかりの孫が誰に似ているかなど、彼にはよくわからなかった。赤ちゃんはみんな同じような顔をしているように思える。
「目元とか、寝顔とか。懐かしい感じがしたの」
由紀の声には、穏やかな愛情が込められていた。誠の母は十年前に亡くなっている。由紀と姑の関係は決して悪くなかったが、特別親密というわけでもなかった。それでも由紀は、誠の母のことを今でも「お義母さん」と呼ぶ。
「母さんも、孫を見たかっただろうな」
誠の言葉に、由紀は静かに頷いた。
「そうね。きっと喜んだでしょうね」
車は相変わらず止まったままだった。隣の車線では、運転手が車を降りて背伸びをしている。みんな同じような苛立ちと諦めを抱えているのだろう。
「裕太、随分大人になったな」
「そうね。父親の顔になってた」
次男の裕太は三十歳になったばかりだ。大学卒業後に就職した商社で順調にキャリアを積み、昨年結婚したばかりだった。一方、長男の健太郎は既に三十五歳で、二人の子供がいる。
「健太郎の時はどうだった?」
誠が聞くと、由紀は少し考えてから答えた。
「あの時は必死だったから、よく覚えてないわ。あなたも仕事が忙しくて」
確かにそうだった。健太郎が生まれた頃、誠は現場監督として、東京湾の埋め立て工事に追われていた。連日の残業で家に帰るのは深夜になることが多く、休日も現場に出ることがしょっちゅうあった。
「すまなかったな」
「今さら謝らなくても」
由紀の口調は冷たくはないが、特別温かくもない。事実を静かに述べているだけのような、少し距離のある響きだった。
「でも、健太郎はよく育ったじゃないか」
「そうね。私が育てたんだから」
その言葉には、わずかな棘があった。誠は何か言い返そうとしたが、言葉が見つからない。
確かに子育ては、ほとんど由紀に任せきりだった。仕事が忙しかったとはいえ、それを理由にして家庭のことを妻に丸投げしていたのは事実だ。
「海に行ったことがあったな。健太郎がまだ小さい頃」
誠が話題を変えようとした。
「伊豆だったかな。覚えてる?」
「ええ、覚えてるわ」
由紀の返事は短い。
「あの時も、あなたは新聞読んでたけど」
その通りだった。海水浴に行っても、誠は日陰でスポーツ新聞を読んでいることが多かった。由紀と子供たちが波打ち際で遊んでいる間、自分だけが離れたところにいた。
「なんで一緒に遊ばなかったんだろうな」
誠の呟きに、由紀は振り返らなかった。
「忙しかったのよ、きっと。心が」
その言葉の意味を、誠は考えた。確かに、体は休んでいても、心は常に仕事のことを考えていた。工期のこと、予算のこと、部下のこと。家族と一緒にいる時間でさえ、頭の中は現場のことでいっぱいだった。
「由紀」
「何?」
「俺は良い父親だったかな」
その問いかけに、由紀は長い間沈黙した。外では、数台先の車でクラクションが鳴った。苛立った運転手が、止まっている状況に抗議しているのだろう。
「悪い父親ではなかったと思うわ」
由紀の答えは慎重だった。
「でも、良い父親かどうかは、私が決めることじゃない」
「子供たちが決めることか」
「そうね」
またしても会話が途切れた。誠は自分の質問を後悔していた。答えを聞いたところで、どうにもならないことだ。過去は変えられない。
「少し眠くなった」
由紀が言った。
「少し寝るわね」
「ああ」
由紀は座席を少し倒すと、目を閉じた。誠は一人、止まったままの車列を見つめ続けた。
第3章:眠りと夢
ダッシュボードの時計は午後三時十分を指していた。渋滞に巻き込まれてから、既に一時間が経過している。
誠は時計を見つめながら、時間というものの不思議さを考えていた。仕事をしていた頃は、一分一秒が貴重だった。工期に追われ、常に時間と戦っていた。しかし今は、時間が止まったような状況の中で、むしろ心が落ち着いているのを感じる。
隣で由紀の寝息が聞こえる。結婚して四十年近く、彼女の寝顔を見る機会は数え切れないほどあったはずなのに、改めて見ると新鮮な驚きがあった。
六十歳という年齢を重ねても、由紀の寝顔には二十代の頃の面影が残っている。初めて彼女に出会ったときの記憶が、誠の胸によみがえった。
あれは建設会社の同僚の結婚式だった。由紀は新婦の友人として出席していた。式の後の披露宴で、偶然隣の席になったのが始まりだった。
当時の誠は二十五歳。現場で働く若い職人だった。由紀は二十三歳で、小学校の教師をしていた。
「建設のお仕事って、大変でしょうね」
彼女が最初にかけてくれた言葉を、誠は今でも覚えている。
「まあ、慣れれば」
素っ気ない返事をした自分を、誠は恥ずかしく思った。もっと上手に会話ができたなら、あの時からもっと深く彼女を知ることができたかもしれない。
結婚した後も、誠は由紀との会話が得意ではなかった。仕事の話はするが、感情的なことや内面的なことについては、いつも口下手だった。
由紀は最初の頃、よく話しかけてくれた。今日あった出来事、生徒たちの話、近所の人たちのこと。誠は聞いているが、返す言葉が少なかった。
いつの頃からか、由紀も誠に話しかけることが少なくなった。子供が生まれてからは、子育てと家事に忙しく、夫婦の会話は必要最小限のことに限られるようになった。
そして今。
誠は前方の車列を見つめながら、かつて家族で行った海のことを思い出していた。
健太郎が五歳、裕太が三歳の頃だった。伊豆の海岸で、子供たちが砂の城を作っている。由紀がそれを手伝いながら、楽しそうに笑っている。
夢の中の誠は、パラソルの下で新聞を読んでいたままだった。時々子供たちの声が聞こえるが、新聞から目を離すことはない。
「お父さんも一緒に作ろうよ」
健太郎が呼びかけてくる。
「後でな」
誠は新聞から目を離さずに答える。
「後でって、いつ?」
子供の純真な問いかけに、夢の中の誠は答えられない。
気がつくと、砂の城は波に洗われて消えていた。子供たちも由紀も、いつの間にかいなくなっている。誠は一人、空っぽのパラソルの下に残されていた。
「なんで俺、あのとき話しかけなかったんだろうな」
誠は寝言のように呟いた。
その声で、由紀が目を覚ました。
「起きてたの?」
「うん」
誠は嘘をついた。夢を見ていたとは言えなかった。
「今、何時?」
「三時半過ぎ」
「まだ動かないのね」
由紀は座席を起こしながら言った。前方の車列は相変わらず止まったままだった。
「夢を見てた」
由紀が言った。
「どんな?」
「昔のこと。子供たちが小さかった頃の」
誠の心臓が小さく跳ねた。まさか、同じような夢だったのだろうか。
「海の夢?」
誠が聞くと、由紀は不思議そうな顔をした。
「どうしてわかるの?」
「俺も、同じような夢を見てた」
二人は顔を見合わせた。長い沈黙の後、由紀が小さく笑った。
「変な偶然ね」
「そうだな」
誠も微笑んだ。結婚してから初めて見る、由紀の自然な笑顔だった。
第4章:再開(さいかい)
「このままずっと渋滞でも、案外悪くないわね」
由紀がぽつりと言った。
誠は意外な言葉に驚いた。普通なら、渋滞は忌々しいものだ。予定が狂い、時間が無駄になる。誰もが一刻も早く抜け出したいと思うものだろう。
「そうかもな」
しかし誠は、由紀の言葉に賛同していた。
不思議なことに、この止まった時間の中で、彼は久しぶりに心の平静を感じている。仕事を退職してからの二年間、毎日が退屈で意味のないもののように感じられていた。家庭菜園をやったり、近所を散歩したりしても、何か物足りない気持ちが消えなかった。
しかし今、この動かない車の中で、時間が止まることの価値を理解し始めている。
「話してなかったね、いろんなこと」
由紀の言葉が、誠の胸に響いた。
「そうだな」
「子供たちのこと、私たちのこと、将来のこと」
「今からでも遅くないか?」
誠の問いかけに、由紀は振り返った。その目には、長い間見ることのなかった輝きがあった。
「そうね。時間はたっぷりあるし」
由紀が微笑んだ。
「健太郎、最近どう?」
誠が聞いた。長男との関係は、数年前からぎくしゃくしている。仕事の方針を巡って言い合いになったのがきっかけだった。
「相変わらずよ。頑固で、あなたそっくり」
「俺がそんなに頑固か?」
「気づいてないの?」
由紀の口調は軽やかだった。責めているのではなく、事実を述べているだけのような響きがある。
「例えば?」
「掃除の仕方、料理の仕方、運転の仕方。全部、あなたのやり方じゃないと気が済まない」
誠は反論しようとしたが、考えてみると確かにそうだった。
「でも、それは」
「効率的だから?正しいから?」
由紀が先回りして言った。
「健太郎も同じこと言うのよ。『お父さんのやり方は古い』って」
「古いか」
誠は苦笑した。
「でも、あの子もきっと、自分の子供から同じこと言われるわ」
「そうかもしれないな」
「人間って、結局みんな同じようなものよね」
由紀の言葉には、諦めではなく、温かな理解があった。
「裕太はどうだろう?」
「あの子は上手よ。人の話を聞くのが」
「俺に似なくて良かった」
誠の言葉に、由紀は首を振った。
「あなただって、聞いてるじゃない。今だって」
その通りだった。今、誠は由紀の言葉を聞いている。本当に聞いている。仕事のことや他のことを考えながらではなく、彼女の言葉だけに集中している。
「なんで今まで、こんなふうに話さなかったんだろう」
誠の疑問に、由紀は少し考えてから答えた。
「忙しかったのよ。二人とも」
「忙しさのせいか?」
「それもあるし、照れもあったんじゃない?」
「照れ?」
「結婚してこんなに長いのに、今さら改まって話すのも恥ずかしいじゃない」
由紀の説明に、誠は納得した。確かに、四十年近く連れ添った夫婦が、急に深刻な話を始めるのは気恥ずかしいものがある。
「でも、今は大丈夫ね」
「なんでだろう?」
「この状況のおかげかしら。動けないからこそ、逃げられない」
由紀の洞察に、誠は感心した。確かに、家にいる時なら、気まずくなったらテレビを見たり、庭に出たり、逃げ道がいくらでもある。しかし今は、この狭い車内に二人きりで閉じ込められている。
「老後のこと、どう思う?」
誠が聞いた。
「まだまだ先の話よ」
「そうかな。俺たちはもう六十過ぎだぞ」
「それでも、まだ二十年は生きるでしょう?」
由紀の楽観的な見方に、誠は少し救われた思いがした。
「何かやりたいことはあるか?」
「旅行かな。のんびりと」
「どこへ?」
「どこでもいいわ。でも、今度は一緒に歩きましょう」
その言葉の意味を、誠は理解した。これまでの旅行では、彼はいつも先を急いでいた。効率的にスケジュールをこなそうとして、由紀を置いてけぼりにすることが多かった。
「そうだな。急ぐ必要はないな」
「時間はたっぷりあるものね」
車の外では、少しずつ車列が動き始めているように見えた。前の車との距離が、わずかながら縮まっている。
しかし誠は、まだこの時間が終わってほしくない気持ちだった。
第5章:流れ
気がつくと、周りの車が少しずつ速度を上げ始めていた。
「あ、動いてる」
由紀が気づいて声を上げた。
誠はアクセルに足をかけた。久しぶりの感覚だった。車が前進する振動が、体に伝わってくる。
「事故現場を過ぎたのかな」
「そうみたいね」
前方に、路肩に寄せられた事故車両が見えた。大きな損傷はないようだが、処理に時間がかかったのだろう。作業員たちが後片付けをしている。
誠は現場監督時代の習慣で、事故の状況を把握しようとした。しかし今日は、そんな職業的な関心よりも、事故に遭った人たちが無事だったかどうかが気になった。
「怪我人はいなかったみたいね」
由紀も同じことを考えていたようだった。
「良かった」
車列の流れが順調になってくると、車内の空気も変わってきた。渋滞中の特別な時間が終わろうとしているのを、二人とも感じていた。
「腹減ったな」
誠が言った。
「どっか寄ってくか」
「いいわね。SAでも寄って、なんか甘いものでも食べましょう」
由紀の提案に、誠は頷いた。
「コーヒーでも飲みながら、もう少し話そうか」
「そうね」
由紀は微笑んだ。その笑顔には、これまで見たことのない安らぎがあった。
車は徐々に速度を上げ、やがて高速道路本来の流れに戻った。窓を少し開けると、梅雨の晴れ間の湿った空気が流れ込んでくる。緑の匂いと、夏の気配を含んだ風だった。
「気持ちいいわね」
由紀が言った。
「そうだな」
誠も同感だった。今までの人生で、こんなに風を心地よく感じたことがあっただろうか。
次のサービスエリアまで、あと十キロの標識が見えた。
「あと少しね」
「ああ」
しかし誠は、到着を急ぐ気持ちになれなかった。今のこの時間が、不思議と心地よく感じられた。
隣の座席の由紀も、景色を眺めながらリラックスしている。彼女の横顔を見ていると、出会った頃の記憶が鮮明によみがえってくる。
あの時の自分は、今よりもずっと不器用だった。言葉も足りなければ、思いやりも足りなかった。仕事に夢中で、家族を二の次にしていた。
しかし今日、この渋滞の中で、遅すぎたかもしれないが、ようやく気づくことができた。
一番大切なものは、いつも一番近くにあったということを。
「誠」
由紀が名前を呼んだ。
「何だ?」
「ありがとう」
「何が?」
「今日、話を聞いてくれて」
誠は、少し照れたように答えた。
「こちらこそ。俺の方こそ、ありがとう」
「また話しましょうね」
「ああ。今度は渋滞に巻き込まれなくても」
二人は笑った。
サービスエリアの入口が見えてきた。誠は方向指示器を出して、ゆっくりと車線を変更した。
今日のドライブは、当初の予定とは全く違うものになった。時間はかかったが、得たものは大きかった。
駐車場に車を停めて、エンジンを切る。
「さあ、コーヒーでも飲もうか」
「ええ」
二人は車を降りて、並んで歩き始めた。
誠の歩調は、いつもより少しゆっくりだった。由紀に歩調を合わせていた。それは、これまでなかなかできなかったことだった。
サービスエリアの建物に向かう途中、誠は空を見上げた。厚かった雲が晴れ始め、青空が顔を覗かせている。
道は、思っていたよりもすんなりと、先へ続いていた。
そして誠は確信していた。これから先の道のりを、今度は一人で歩くのではなく、隣にいる大切な人と一緒に歩んでいけるだろうと。
渋滞は終わった。
しかし、本当の旅は今、始まったばかりだった。
長い間止まっていた車列が動き出すように、人の心もまた、時を経て新しい流れを見つけることがある。六十年の人生を重ねた夫婦が、一日の渋滞の中で発見したのは、失われたと思っていた絆の温かさだった。これからの二人には、まだ歩むべき道がたくさん残されている。
おわり
最後まで読んで頂いて有難うございました。
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